霊場  高野山

・ 高野山は弘法大師空海により真言密教の修禅の道場として弘仁7年(816年)に開創されました。爾来1200年の間、真言宗の総本山としてその命脈を保っています。山上には約6000の人々が生活し、金堂を始めとする諸堂と大師信仰のメッカである空海廟所、並びに100を超える塔頭寺院を中心として大学までの教育機関および病院等の医療機関を有する国際観光宗教都市です。

             

大門−左右に金剛力士像が仁王立ちする       根本大塔−真言密教の根本道場として創設さ
    大門は高野山一山の総門です。             れ、高野山全体の中心をなすのが
   ここからの眺めは素晴しく、晴れ            壇上伽藍。奥野院とともに高野山   
   た日には山越しに遠く瀬戸内海が            の一大浄域であり、その中心であ
   望めます。                      る根本大塔は高さ48.5mの威容を
                              誇っています。

           

一の橋−この一の橋から奥の院までの1.9qの参      参道の傍らで見つけた小坊主
    道の両側には、何百年も経た老杉が亭々
    とそびえて深厳さをたたえ、20万基を越
    えるあらゆる時代の、あらゆる階層の人
    々の墓碑が静かに並んでいます。